緊結性能実証②

ループ部のせん断接着試験

せん断接着力も同じく目標値をクリア。
​​​​​​​地震多発国 日本にこそ必須の新技術ではないでしょうか。

試験方法

実際の壁面に施工された状態をモデル化した試験体を固定治具にボルトで固定。せん断固定治具により試験体のモルタル部分のみに1mm/minの速度で面内にせん断力を与えた。
この実証試験でもループ部のみの強度を割り出すためメタル部は非装着。以下のデータもループ部の強度を実証するものとなります。

​​​​​​​地震時における耐性を測った実証実験です。地震力(荷重)は、タイル仕上げ層の重量×震度としました。 震度は「官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説」に従い、水平震度1.0、垂直震度0.5に設定。通常の取付ピッチから1か所当たりのタイル仕上げ層の総重量を10.42kgと算定し、面内方向外力を計算すると153.3Nと想定することができました。

実験結果

想定される風圧力

153.3N

開発目標値

800N

実測値

1072N

M3~4レベルの地震なら日常的に頻発している日本、少しでも地震に強い建築空間を
実現することを求められている事業者として、ぜひともご検討いただきたい工法です。

せん断接着試験概略図

試験中の状況

​​​​​​​最大荷重到達後もループ部が7~10mm伸びるまで荷重を負担しています。

荷重-変位曲線

NEWS

耐震性の弱い建物ではマグニチュード5弱で
​​​​​​​壁や柱に亀裂が生じ始める

建物の構造体に影響を及ぼし始める地震が日本ではどれだけ発生しているかというと、年間ざっと40件弱。月に3~4回は起きているという計算です。 こうした地震多発国だからこそ発達した耐震技術。スーパーループメタルもそのひとつです。

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