従来工法との比較

​​​​​​​従来工法

スーパーループメタルによる剥落防止工法​​​​​​​

従来工法はモルタルの接着効果のみに依存したものですが、いったん界面剥離が起きると剥落防止機能がなくなった状態となります。
コンクリート躯体表面に凹凸を形成し、モルタルとの接着強度を上げるMCR工法も開発されていますが、問題点としては躯体とモルタルの界面にエアポケットができる可能性を否定できず、この工法も確実に剥離→落下を防止する工法とは言えません。
また高圧で水をコンクリート躯体に吹き付け、躯体表面の脆弱層を取り除くとともに、表面に凹凸をつけてモルタルとの接着強度を高める高圧水洗目荒し工法も見られますが、何よりも施工性に大きな難点があることと、MCR工法同様確実な防止対策にはなり得ていません。
よって従来工法は、高圧洗浄機で表面に傷をつけてそこに接着剤を張ることをしていたがその作業を行うには職人の技術が必要になることと、傷をつけた際に出る汚水は産廃処理を行わないといけないため莫大な費用が掛かってしまいます。
これに対しFPループボンド工法は、職人の技術も必要なく、また水を使った処理も不要です。ボンドによる機械的な緊結で剥離を防止するため、まったく発想の違う、確実性も違うレベルの落下防止策と認められています。

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